「黒ひげ海賊団の四番船船長、悪政王 アバロ・ピサロとは何者なのか？」
彼はかつて王国を支配していた暴君であり、極悪非道な行いの末に反乱を起こされ、王座を追われました。
その残忍な過去から、「悪政王」と呼ばれることとなったのです。
そんなアバロ・ピサロが現在仕えているのは、世界を揺るがす海賊、マーシャル・D・ティーチ率いる黒ひげ海賊団。
彼は海賊島ハチノスを拠点にし、「シマシマの実」の能力を使って島全体を操る恐るべき力を持っています。
しかし、その強力な能力とは裏腹に、彼の性格や黒ひげとの関係性には不穏な影が見え隠れしています。
この記事では、アバロ・ピサロの悪魔の実の能力、戦闘力、黒ひげ海賊団での立場について詳しく解説し、彼が今後どのような動きを見せるのか考察していきます。
黒ひげ海賊団の一員でありながら「仕切りたがる性格」を持つ彼が、黒ひげを裏切る可能性はあるのか？
その強さはどの程度なのか？ アニメ版での声優情報も含め、徹底的に分析していきましょう！
黒ひげ海賊団|悪政王 アバロ・ピサロとは？その正体を考察
| 本名 | アバロ・ピサロ |
|---|---|
| 異名 | 悪政王 |
| 年齢 | 40歳→42歳 |
| 身長 | 505cm |
| 懸賞金 | 不明 |
| 所属 | 黒ひげ海賊団四番船船長 |
| 所属船 | サーベル オブ ジーベック号 |
| 悪魔の実 | シマシマの実（超人系） |
| 出身地 | 北の海 |
| 誕生日 | 9月30日（悪政王＝930） |
| 星座 | てんびん座 |
| 血液型 | X型 |
アバロ・ピサロは、かつて「とある王国」の国王だった人物です。
しかし、彼の統治は「悪政の限りを尽くした」と表現されるほどひどいもので、最終的には国民の反乱によって追放されました。これが「悪政王」という異名の由来です。
その後、彼は政府に捕らえられ、世界最悪の監獄インペルダウンLEVEL6に投獄されます。
しかし、黒ひげ（マーシャル・D・ティーチ）が仕掛けた囚人同士の殺し合いに勝ち残り、黒ひげ海賊団の一員として脱獄。現在は黒ひげ海賊団の四番船船長として活動しています。
彼の外見は、頭に角を生やし、顔全体を覆う髭を持つ巨体の男。
一方で、語尾に「ニャー」をつけるという独特な話し方をするため、見た目の厳つさとは裏腹にコミカルな印象を持たれることもあります。
そんな彼が持つシマシマの実の能力は、黒ひげ海賊団の拠点「海賊島ハチノス」を丸ごと支配するほどの影響力を誇ります。
今後の物語において、この能力がどのように活かされるのか注目されています。
その巨体は驚異的？アバロ・ピサロの身長
アバロ・ピサロの身長は505cm。
この巨体は、黒ひげ海賊団の中でも上位の大きさを誇り、ワンピースの世界に登場する巨漢キャラの中でも異常な体格といえます。
単に大きいだけでなく、彼の持つ能力「シマシマの実」との相性が極めて良く、戦闘スタイルにも大きな影響を与えています。
巨体による圧倒的なパワーに加え、彼の特殊能力と組み合わせることで、より広範囲の戦闘が可能になっているのです。
この驚異的な体格がどのように戦闘に活かされるのか、そして他の巨漢キャラクターと比較するとどうなのか、詳しく掘り下げていきます。
黒ひげ海賊団内でも際立つ巨体
黒ひげ海賊団には、一般的な人間を遥かに上回る体格のメンバーが何人も存在しています。
例えば、巨大戦艦の異名を持つサンファン・ウルフはワンピース世界最大級の巨体を誇り、そのサイズは通常の巨人族よりもさらに大きいとされています。
しかし、ピサロの身長505cmも並外れた体格であり、一般的な人間サイズのキャラとは一線を画します。
これは、黒ひげ海賊団のメンバーが単なる強者の集団ではなく、特殊な体格や異常な能力を持つ者たちが集まっていることを示しています。
黒ひげ自身も190cmを超える長身ですが、ピサロと並ぶと明らかに小さく見えます。
また、黒ひげ海賊団の他のメンバーで大柄なキャラクターとしてはバスコ・ショットやラフィットがいますが、ピサロほどの体格を持つ者は限られています。
このことからも、ピサロの巨体がいかに際立ったものであるかが分かります。
ワンピース世界の巨漢キャラクターとの比較
ワンピースには数多くの巨漢キャラクターが登場しますが、ピサロはその中でも特に強烈な存在感を放っています。
例えば、海軍本部の中将であるジョン・ジャイアントの身長は580cmで、ピサロよりもやや大きいですが、彼は巨人族ではありません。
また、元四皇カイドウの身長は710cmとされており、ピサロよりもさらに巨大です。
しかし、カイドウは龍の血を引くとされる特殊な存在であり、純粋な人間としての身長でいえば、ピサロはワンピース世界の中でもトップクラスの巨体といえます。
さらに、七武海のメンバーだったバーソロミュー・くまも689cmの巨体を持っていましたが、ピサロとの差は200cm近くあります。
これらの比較からも分かるように、ピサロの身長は純粋な人間キャラクターの中では異常なほど高く、戦闘面での圧倒的なアドバンテージを持っていることがわかります。
悪魔の実「シマシマの実」の能力とは？
アバロ・ピサロが食べた悪魔の実は、**超人（パラミシア）系「シマシマの実」**です。
この能力を得たことで、彼は**「島と一体化し、自在に操る」**という驚異的な力を手に入れました。
黒ひげ海賊団が拠点とする海賊島ハチノスを自在に支配し、地形を変化させることで、敵を翻弄することができます。
彼の能力は、黒ひげ海賊団にとっても極めて重要な存在であり、島全体を要塞化することすら可能です。
では、このシマシマの実の詳細な能力について、さらに深く掘り下げていきましょう。
シマシマの実の基本情報
- 分類：超人系（パラミシア）
- 能力名：「シマシマの実」
- 能力者：アバロ・ピサロ
- 特徴：島と一体化し、構造を自在に操る
この能力の最大の特徴は、「島のすべてをコントロールできる」という点です。
彼は地面や建物から顔を出したり、島の形状を変えたりすることが可能です。
例えば、敵が進もうとする道を突然隆起させて塞ぐこともできますし、建物を歪ませて敵を閉じ込めることもできます。
さらに、島の中にある砲台や武器などを自由に動かすこともできるため、戦闘時の応用力が非常に高い能力といえるでしょう。
これはまさに「島全体を生きているかのように扱う」ことができる、規格外の力です。
ピーカの「イシイシの実」との違いとは？
シマシマの実の能力は、かつてドフラミンゴの部下であるピーカの「イシイシの実」とよく比較されます。
確かに両者は「地形と同化する能力」という点で共通していますが、その規模や影響力には決定的な違いがあります。
ピーカの能力は「石と同化し、操る」というものであり、基本的に岩や地面と一体化することで、広範囲にわたって自分の体を拡張することができました。
しかし、シマシマの実は「島全体」と一体化することが可能であり、その影響範囲はピーカとは比較にならないほど広大です。
また、ピーカは「石」で作られたものしか操ることができませんでしたが、ピサロは島に存在する建物や砲台、橋などの人工物も自在に操作できるという強みを持っています。
さらに、ピーカは巨大化することで敵を威圧する戦法をとっていましたが、ピサロの場合は島全体を使って敵を迎え撃つことができるため、より戦略的な使い方が可能です。
この点から見ても、シマシマの実はイシイシの実の上位互換といえるかもしれません。
シマシマの実の驚異的な応用力
アバロ・ピサロのシマシマの実は、戦闘以外の場面でも非常に強力な力を発揮します。
例えば、敵が島に侵入してきた場合、彼は島の一部から顔を出して監視することができます。
また、地面を動かして侵入者の足元を崩したり、橋を消してしまうことで退路を断つことも可能です。
この能力はまさに「島そのものがピサロの意志で動く」といっても過言ではなく、黒ひげ海賊団の拠点を守る上で極めて有効な手段となります。
島を支配する力！アバロ・ピサロの能力と戦闘力を徹底解説
アバロ・ピサロは、「シマシマの実」の能力を持つことで、島そのものと一体化し、地形を自在に操ることができるという驚異的な力を有しています。
この能力により、彼は黒ひげ海賊団の拠点である海賊島ハチノスと一体化し、島全体をまるで自分の体のように扱うことが可能です。
地面から顔を出すだけでなく、建物を動かしたり、海岸線を変えたりと、環境そのものを武器にすることができるのが、この能力の最大の特徴といえます。
さらに、彼の能力は戦闘面でも非常に強力です。
巨大な腕を作り出し、遠くにいる敵を攻撃することもできれば、地面を隆起させて敵を拘束することもできます。
作中では、海軍の船を島の一部と同化した腕で叩き潰そうとする場面も描かれており、まさに島そのものを戦場とする戦い方が可能なのです。
しかし、そんな強力な能力にも弱点が存在します。
シマシマの実の能力を活かした戦闘の特徴と、弱点について詳しく見ていきましょう。
地形を自在に操る力とその応用
アバロ・ピサロのシマシマの実の能力は、戦闘だけでなく、拠点の防衛にも適しているという点で非常に優れています。
例えば、敵が島に侵入してきた場合、彼は島の一部から顔を出して敵の動向を監視することができます。
さらに、侵入者が通ろうとする道を隆起させて封鎖したり、逆に地面を沈めて敵を閉じ込めたりすることで、圧倒的に有利な状況を作り出せるのです。
彼がこの能力をフルに活用すれば、通常の海賊たちでは突破できないほどの要塞を作ることも可能でしょう。
この点から考えると、アバロ・ピサロは黒ひげ海賊団の「防衛の要」としての役割を果たしているともいえます。
一方で、攻撃の面でも彼の能力は強力です。
例えば、敵が島に上陸した瞬間、地面そのものを動かし、敵を高所に持ち上げて動きを封じることができます。
また、島の地形を変えてトラップを作り出し、敵を誘い込むことも可能です。
作中では、海軍の船を巨大な島の腕で破壊しようとする描写がありましたが、これはまさに「島が生きている」かのような戦法といえます。
この能力を駆使すれば、黒ひげ海賊団が拠点を襲撃された際にも、圧倒的な地の利を活かして戦うことができるでしょう。
しかし、彼の能力が万能というわけではありません。
戦闘面での強さとシマシマの実の弱点
シマシマの実の能力は、圧倒的な地形支配力を持つ一方で、致命的な弱点も抱えています。
それは、島と一体化しているため、島がダメージを受けると彼自身も傷つくという点です。
この弱点が明らかになったのは、作中でのガープやコビーとの戦いでした。
ガープの「拳骨唐竹割（ギャラクシーディバイド）」を受けた際、ピサロは明らかに大きなダメージを負い、島全体が揺れるような描写がありました。
また、コビーの「実直拳骨（オネスティインパクト）」によって右腕を粉々に砕かれたことで、島と一体化している部分にダメージを受けると、直接的な影響があることが判明しました。
これは、彼の能力が強力である一方で、「敵の攻撃を受けるリスクを伴う能力」であることを示しています。
また、彼は黒ひげに対して「島を壊しすぎるな」と釘を刺されているシーンもありました。
これは、能力を使いすぎると島そのものが崩壊してしまう可能性があることを示唆しています。
そのため、彼は能力をフルに活用できる状況が限られており、ある程度の制約の中で立ち回る必要があるのです。
裏切りの可能性はあるのか？黒ひげ海賊団での立場
アバロ・ピサロは、黒ひげ海賊団の四番船船長という地位にありながら、その野心の強さから組織内で異質な存在といえます。
彼の性格は「仕切りたがり」と評され、他人の指図を受けるよりも自ら頂点に立つことを望むタイプです。
そのため、彼が今の地位に甘んじているわけではなく、むしろ機会があれば「黒ひげに取って代わることも辞さない」と考えている可能性が高いです。
作中では、彼が黒ひげに向かって「船長を変わってやろうか？」と発言する場面がありました。
この発言は単なる冗談ではなく、彼の根底にある野心を表していると考えられます。
もし黒ひげが弱体化したり、ピサロが独自の勢力を築く機会を得た場合、彼が黒ひげ海賊団を裏切る可能性は十分にあり得るのです。
では、彼の立場や行動を詳しく分析しながら、本当に裏切りは起こるのか？を考察していきましょう。
黒ひげ海賊団内でのピサロの立ち位置
黒ひげ海賊団は、ティーチを頂点とする強力な個性を持つ戦闘集団です。
しかし、メンバーそれぞれのバックボーンや思想は異なり、決して一枚岩とはいえません。
その中でもピサロは、「もともと王だった」という異色の経歴を持っており、他の幹部とは異なる価値観を持っています。
彼は、かつて一国の王として君臨し、暴政を敷いていた人物です。
つまり、彼にとって「支配する側」であることが当たり前であり、「誰かの部下として生きる」ことには不満を抱いている可能性が高いです。
黒ひげ海賊団では、ティーチの指示のもとで行動する立場にあるものの、ピサロの本質的な性格を考えれば、「いつか自らの王国を築きたい」と考えているのではないでしょうか。
また、彼は「シマシマの実」の能力を持ち、島そのものを支配できるという能力を持っています。
これは、単なる戦闘能力ではなく、領土を手に入れ支配する能力でもあるため、彼が「自分の国を作る」という目的を持っていても不思議ではありません。
こうした背景を考慮すると、彼が黒ひげに完全に忠誠を誓っているとは考えにくいです。
むしろ、彼は黒ひげを「利用できる限り利用する」つもりで従っている可能性が高いといえます。
ピサロの野心と黒ひげとの関係性
黒ひげ（マーシャル・D・ティーチ）は、極めて狡猾で冷徹な海賊です。
彼は、自分に忠誠を誓う者よりも「実力があり、使える者を利用する」ことを優先するタイプの人物です。
そのため、ピサロのように「自分の野心を隠さない者」をあえて仲間にしている可能性もあります。
実際に、黒ひげの海賊団には元囚人や極悪人が集まっており、「強者こそが生き残る」という思想が根底にあります。
そのため、「船長を変わってやろうか？」というピサロの発言も、ティーチにとっては「強者ならそれも当然」という考えのもと、許容されているのかもしれません。
しかし、これは同時にピサロが黒ひげにとって「警戒すべき存在」でもあることを示しています。
黒ひげは、部下を従えつつも決して信用しきってはいないはずです。
彼がピサロの野心を見抜いた上で泳がせている可能性もあり、裏切りの兆候を見せた瞬間に排除しようと考えているかもしれません。
もしピサロが黒ひげを裏切るとすれば、そのタイミングは「黒ひげが弱った時」または「ピサロが確実に勝てる状況を作れた時」となるでしょう。
ピサロが裏切る可能性はどれくらいあるのか？
黒ひげ海賊団の特性上、「裏切り」は珍しいものではありません。
むしろ、実力主義の世界では「弱者が強者に取って代わる」ことが日常的に起こります。
ピサロも、黒ひげが弱体化したり、勢力を維持できなくなった場合には、海賊団を乗っ取る動きを見せる可能性が高いです。
また、彼の能力は「島を支配する」という点で極めて強力なため、黒ひげがいなくなった後でも、自分の領地を持ち独立することができます。
そのため、彼が裏切る可能性は十分に考えられるといえるでしょう。
しかし、ティーチは単なる力自慢の海賊ではなく、知略にも長けた男です。
ピサロが裏切ろうとする気配を察知した場合、彼は確実に先手を打つはずです。
そのため、ピサロが裏切りを成功させるには、「黒ひげが敗北する」または「黒ひげがいなくなる」状況を作り出すことが前提となります。
このように考えると、ピサロが黒ひげを裏切ることは十分あり得ますが、成功するかどうかは不確定といえます。
黒ひげ海賊団のメンバー一覧
提督｜マーシャル・D・ティーチ（黒ひげ）
かつては白ひげ海賊団の一員だったが、「ヤミヤミの実」を手に入れるために仲間を殺し、脱退。
その後、マリンフォード頂上戦争の混乱に乗じて白ひげの能力「グラグラの実」を奪取し、二つの悪魔の実を操る史上初の存在となった。
野心家であり、計画的な策略家。
世界政府をも凌駕する勢力を築き上げるべく、危険な猛者たちを次々と仲間に引き入れている。
彼の戦闘スタイルは独特で、悪魔の実の力に依存しつつも生まれ持ったタフさと戦略眼で相手を圧倒する。
黒ひげはDの意志を持つ者の一人であり、その存在自体が世界の秩序を揺るがしている。
1番船船長｜ジーザス・バージェス（チャンピオン）
黒ひげ海賊団の初期メンバーであり、船団の第一番船船長を務める。
怪力無双の肉体派であり、己の拳のみで相手を打ち砕くほどのパワーを誇る。
彼は戦場を熱狂する格闘技の舞台と捉えており、戦うこと自体を楽しんでいる。
ドレスローザ編では革命軍の基地を探り、サボと対峙するも敗北。
その後、「リキリキの実」を手に入れ、超人的な怪力を得たことでさらなる脅威となった。
彼の戦闘スタイルは、巨岩をも砕く強烈な打撃に加え、体術を駆使して相手を圧倒するものだ。
2番船船長｜シリュウ（雨のシリュウ）
元インペルダウンの看守長であり、かつてはその冷酷な性格ゆえに投獄されていた。
しかし黒ひげによって解放され、今や二番船船長として忠誠を誓う。
彼は黒ひげ海賊団内でも随一の剣士であり、その剣の腕前は伝説級ともいわれる。
「スケスケの実」の能力者となり、透明化を駆使して暗殺を行う。
彼の無慈悲な戦闘スタイルは、相手の視界から消え、一瞬で命を奪うというもの。
かつてのインペルダウン時代から恐れられていた男が、悪魔の実の力を手にしたことで、さらに危険な存在となった。
3番船船長｜ヴァン・オーガー（音越）
黒ひげ海賊団の狙撃手であり、超人的な射撃精度を誇る。
どんな距離からでも標的を撃ち抜く「音越」の異名を持つ。
彼の冷静沈着な性格は、狙撃手としての資質にぴったりであり、一撃必殺の精密な射撃を可能にしている。
ワノ国編以降、「ワプワプの実」の能力者となり、瞬間移動を駆使した狙撃戦を展開する。
これにより、狙撃手としての脅威がさらに増し、戦場全体を自在に移動しながら遠距離からの攻撃を仕掛けることが可能になった。
4番船船長｜アバロ・ピサロ（悪政王）
元インペルダウンLEVEL6の囚人であり、「悪政王」の異名を持つ極悪人。
かつては王として君臨していたが、悪政の果てに国を追放された過去を持つ。
彼は野心家であり、黒ひげ海賊団内でも権力を求める傾向が強い。
「シマシマの実」の能力者であり、島全体を意のままに操ることが可能。
これにより、戦場をまるごと支配し、地形そのものを武器として利用する。
5番船船長｜ラフィット（鬼保安官）
ラフィットは元西の海の保安官でありながら、その冷酷な性格と残虐な手段から「鬼保安官」と恐れられた。
彼の経歴は謎に包まれているが、海軍の秩序を乱す行動が原因で保安官の座を追われた可能性が高い。
その後、黒ひげ海賊団に加入し、船の操舵手としての役割を担うとともに、敵を翻弄する戦略家として暗躍する。
彼の最大の特徴は催眠術であり、言葉や視線を利用して敵を操ることができる。
この能力を用いてマリンフォード戦争では海軍元帥センゴクの目の前で黒ひげを王下七武海に推薦するなど、計算された立ち回りを見せた。
優雅な態度を崩さず、柔らかい物腰の裏には残忍な本性が隠されており、黒ひげ海賊団の中でも最も謎めいた人物の一人といえる。
6番船船長｜カタリーナ・デボン（若月狩り）
黒ひげ海賊団唯一の女性幹部であり、「若月狩り」の異名を持つ凶悪な犯罪者。
インペルダウンLEVEL6に収監されていたほどの極悪人であり、かつては美しい女性だけを狙い殺害していたという異常な趣向を持つ。
残忍な性格は現在も変わらず、戦場においても敵を嬲ることを楽しむ傾向がある。
彼女は「イヌイヌの実 モデル：九尾の狐」を食べた能力者であり、変身能力を駆使して相手を欺くことが得意だ。
この力により、黒ひげ海賊団のスパイ活動や策略戦において重要な役割を果たしている。
ワノ国編では、その能力を使って潜入や敵の撹乱を行った可能性もある。
彼女の性格は冷酷無比であり、仲間でさえも信用していないように見えるが、黒ひげへの忠誠は揺るがない。
その異常な嗜好と能力の組み合わせにより、黒ひげ海賊団の中でも特に危険な存在として知られている。
7番船船長｜サンファン・ウルフ（巨大戦艦）
サンファン・ウルフは、インペルダウンLEVEL6から解放された巨人族であり、「巨大戦艦」と呼ばれるほどの規格外の巨体を誇る。
普通の巨人族よりもさらに巨大であり、海に浮かぶだけでその存在が脅威となるほどだ。
彼は普段はおっとりとした印象を与えるが、その戦闘能力は非常に高く、一度暴れ出せば手がつけられない。
「デカデカの実」の能力者であり、すでに巨大な体をさらに巨大化させることができる。
この能力により、彼の攻撃範囲は広大となり、都市をも破壊できるほどの威力を誇る。
戦場においてはまさに圧倒的な存在感を放ち、黒ひげ海賊団の大規模戦闘において要となる存在だ。
しかし、巨体ゆえに水に浸かるリスクが大きく、能力者であるがゆえに海への耐性が低いことが弱点といえる。
8番船船長｜バスコ・ショット（大酒のバスコ・ショット）
引用 ワンピース公式サイト
バスコ・ショットは、LEVEL6の囚人の一人であり、常に酒を飲み続けている狂人である。
「大酒のバスコ・ショット」という異名の通り、常に酔っているような状態であり、まともな会話すらままならないことが多い。
しかし、その戦闘能力は極めて高く、暴れ出した時の破壊力は計り知れない。
彼は「グツグツの実」の能力者となり、溶岩を操る力を得た。
これにより、戦闘では周囲を焼き尽くす猛攻を仕掛けることが可能となった。
酔っ払いながらも本能的な動きで敵を翻弄し、強大なパワーと炎を駆使して圧倒するスタイルを持つ。
彼の気まぐれな行動は時に仲間にとっても厄介なものとなるが、黒ひげはその凶暴性を買い、彼を海賊団の主力メンバーとして重用している。
9番船船長｜ドクQ（死神）
ドクQは黒ひげ海賊団の船医でありながら、医者とは思えないほど異様な雰囲気を持つ。
彼は常に病弱な体を引きずり、死神のような風貌をしているが、その外見とは裏腹に恐るべき毒使いである。
彼は「シクシクの実」の能力者として相手に病を植え付けることができ、その能力を使って戦場全体に混乱をもたらすことが可能だ。
さらに、彼の相棒である馬のストロンガーも同様に病弱でありながら、ドクQの指示によって意外なほどの俊敏な動きを見せることがある。
ドクQの戦闘スタイルは、相手を直接攻撃するのではなく、病気や毒を撒き散らし、戦況を支配するというものだ。
彼の存在は、敵にとっては見えない脅威となり、じわじわと戦力を削る役割を担っている。
10番船船長｜クザン（青キジ）
クザンは元海軍大将であり、世界政府の最高戦力の一角を担っていた。
しかし、赤犬ことサカズキとの決闘に敗れた後、政府を離反し、黒ひげ海賊団に加入した。
彼がなぜ黒ひげの仲間になったのか、その真意は未だに不明である。
彼は「ヒエヒエの実」の能力者であり、極低温の氷を操ることで、広範囲の敵を瞬時に凍結させることが可能だ。
かつてはルフィや白ひげ海賊団とも対峙し、その実力を見せつけた。
現在、黒ひげ海賊団に属しているが、彼の目的は単なる忠誠ではなく、より大きな計画の一部である可能性がある。
黒ひげの目的を知りながらも、彼の野望に加担しているのか、それとも裏で何かを企んでいるのか、その動向は世界中の海賊や海軍の注目を集めている。
黒ひげ海賊団|悪政王 アバロ・ピサロとは？まとめ
- 元国王であり、極悪非道な統治を行っていた
- インペルダウンLEVEL6から脱獄
- 黒ひげ海賊団の四番船船長
- 悪魔の実「シマシマの実」の能力者
- 島と同化し、島の構造を自在に操る
- 巨体（身長505cm）で強靭な肉体を持つ
- 黒ひげに対し「船長を変わってやろうか？」と発言
- 覇気の種類は不明だが、覇王色の可能性も
- 語尾に「ニャー」をつける独特な口調
- 今後の物語でさらなる活躍が期待される
参考にしたブログ、youtube
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