ワンピース第1138話がついに公開され、その内容がファンの間で大きな話題となっています。
第1137話では、シャンクスの父親がフィガーランド・シャムロックであることが判明し、読者に衝撃を与えました。
そして1138話では、シャムロックの正体だけでなく、彼が持つ「ケルベロスの剣」の驚異的な能力、さらには空白の100年に関する新たな手がかりが明らかになります。
さらに、物語の鍵を握る「ハーレイ」の記述が初めて明確に示され、その内容がワンピースの世界観を根底から覆すものだったのです。
このハーレイに記された「三つの世界の歴史」は、これまで謎に包まれていた「Dの一族」「世界政府の誕生」「レッドラインの形成」に大きく関わっている可能性があります。
また、フランキーが発見した壁画には、かつての戦いの様子が描写。
そこにはニカとともに立ち向かう「ルナリア族」や「古代巨人族」、そして五老星やイム様と対峙する者たちの姿が確認されました。
この壁画が示唆するのは、まさにこれから起こる「最終戦争」の予兆とも言えるでしょう。
この記事では、1138話の詳細なあらすじを解説しつつ、シャムロックの能力の秘密、ハーレイの記述が示す歴史の真相、そして壁画が暗示する未来について徹底考察していきます。
それでは、物語の核心へと迫っていきましょう。
ワンピース ネタバレ 考察|1138話あらすじ
ワンピース第1138話「ハーレイ」は、シャムロックの正体が明かされ、彼の持つ謎の剣の能力、そしてエルバフに伝わる神話「ハーレイ」の記述が登場する、物語の転換点となる回でした。
物語は、エルバフの戦士ロキが血を流しながらシャムロックに問いかける場面から始まります。
シャムロックとシャンクスの顔があまりに似ていることに疑問を抱いたロキは、「お前…そんだけ顔が似てて…海賊赤髪と…他人じゃねェよなァ…!!」と直接問いかけます。
しかし、シャムロックは無言を貫き、その代わりに軍子(グンコ)が「慎め…貴様が知る必要はない…」と冷たく言い放ちます。
だがロキは「確かに」と一旦同意しつつも、天竜人でありながら大海賊でもある男の存在が世界の理に反していると考え、不審に思っていることを口にします。
シャムロックはついに口を開き、「その海賊は生き別れた私の双子の弟だ……」と語ります。
そして、「一度は聖地に戻ったが、この薄汚れた下界が好きらしい」と、シャンクスの過去を明かしました。
この事実を聞いたロキは、「戻る……?」と呟いた後、「その血筋で俺の怒りは増した…!!」と納得した様子を見せます。
兄弟そろって自分の敵であるという状況にロキは苦笑し、「覚えてろ、てめェら…この鎖が外れた時にゃあ…!!」と不敵な笑みを浮かべながら言い放ちました。
しかし、シャムロックはロキの言葉に動じることなく、「私を脅しているのか…?」と静かに返します。
そして、「直接手を下すまでもない」と言いながら剣を抜きます。
そして、「なァ、ケルベロス」と呼びかけると、次の瞬間、彼の剣から三つの頭を持つケルベロスが出現しました。
その姿を見たロキは「はァ!!? 何だそいつァ!!!」と驚愕します。
ケルベロスの口の中からは剣先が飛び出し、シャムロックは「私の剣だ」と言い放つのでした。
ケルベロスはロキの方を向き、首輪が回転し始めると、ロキは思わずゾクリとします。
その時、軍子が「団長、気配を消すのだ、移動する…」とシャムロックに声を掛けました。
シャムロックは「緊急発進スクランブル」と言い、ケルベロスの体から三つの首だけが分離します。
「戻れ」という指示とともに、首を失ったケルベロスの胴体は消滅し、シャムロックは軍子が作り出した鳥に飛び乗りました。
そして、鎖に繋がれたロキを見下ろしながら、「生きていられたらいつでも殺しに来い」「その時は私が相手になってやる…」と告げ、飛び去っていきます。
その瞬間、ロキは背筋を凍らせます。
ケルベロスの首が、自分の方へ飛んできたのです。
それぞれの首の口から剣先が飛び出し、ロキは「まさか……!!! あんなもん刺さったらさすがに!!!」と恐怖を感じます。
鎖が海楼石でできているため逃れることはできず、「くそォ!! 天竜人ォ!!!」と悪態をついた直後、「くそったれェ〜!!!」という叫びとともに、ケルベロスの三つの首がロキの体を貫いたのでした。
場面は変わり、アウルス城のルフィたちの元へ。
倒れた門番たちが、「…アレは…確かに”赤髪”だった…」と証言すると、「シャンクスが意味なくお前らをぶっ飛ばすかーっ!!」とルフィが怒鳴ります。
シャンクスはエルバフを何度も訪れており、見間違うはずがないと門番たちは主張しました。
ゾロが「もし赤髪が最近エルバフに来ていたなら、まだここにいる可能性もある」と推測するものの、ルフィは「それは別人だ」と断言します。
「シャンクスはスジの通らない事は絶対しない」と言い切るルフィを見たナミは、「すごい信頼!!」と笑いますが、ルフィは「当たり前だ」とムッとしながら言い放ちました。
そして、「モリメールが悪く言われたら腹立つだろ!?」とベルメールの名前を挙げ、シャンクスへの信頼の強さを示しました。
門番たちは、もしシャンクスが本当にエルバフに現れたのならば、「瓜二つの人間」か「兄弟」ではないかと推測します。
ルフィはシャンクスの家族について考えを巡らせ、「シャンクスは血縁の家族よりも、ロジャー海賊団を本当の家族としていたのでは?」と考えます。
その時、アウルス城に向かって、かつてクロッカスと酒を飲んでいた「笠を被った謎の男」が現れました。
同じ頃、フランキーとリプリーはホジアダムを探索していました。
フランキーは地面にある壁画を発見し、「ん? 何だアリャ?」と声を上げます。
リプリーによると、それは古代の落書きが石化したもので、900年前から800年前に描かれたものであるとのことでした。
この時代はまさに「空白の100年」に当たるため、フランキーは「ロビンに見せてやりてェな…」と興奮します。
しかし、その壁画に描かれていたのは巨人族ではなく、異なる種族の姿だったのです。
一方その頃、ロビンとサウロはエルバフの図書館にいました。
サウロはロビンに「神典ハーレイ」の原文を手渡し、「エルバフではこれを元に様々な神話が作られてきた」と語ります。
そして、「ハーレイ」の物語は三つの章に分かれており、第三章が「この現世の話」であることを明かしました。
さらにサウロは、伝承に登場する「太陽の神ニカ」は世界中の神話にひっそりと存在し、共通点として「ドンドットット♪ ドンドットット♫」というリズムに合わせて登場するのだと説明します。
ロビンが「第一世界……地に炎あり…」と「神典ハーレイ」を読み上げる中、場面はフランキーへと切り替わります。
フランキーの目の前に広がっていたのは、壮大な壁画でした。
それは、ワンピースの世界の真実を示す、最も重要な歴史の記録だったのです。
シャムロックの正体とケルベロスの剣の能力を考察
ワンピース第1138話では、フィガーランド・シャムロックの正体がついに明らかになり、彼が持つ「ケルベロスの剣」の恐るべき能力が読者に衝撃を与えました。
これまで謎に包まれていたシャンクスの家系、そして彼の持つ剣「グリフォン」の秘密に深く関わるこの新情報は、物語の核心へと迫るものです。
シャムロックの存在は以前から考察されていましたが、彼が単なる「シャンクスの関係者」ではなく、シャンクスの双子の兄であることが判明しました。
そして、彼の持つ剣は、ゾオン系幻獣種「ケルベロス」の能力を宿した特別な武器だったのです。
シャムロックのケルベロスの剣の能力とは?
シャムロックが使用する剣は、通常の武器とは異なり、悪魔の実の能力を宿した「生きた剣」でした。
この剣は「ケルベロス」の力を持ち、通常のゾオン系とは一線を画す恐るべき特性を備えています。
1,三つの頭がそれぞれ異なる能力を持つ
通常のケルベロスと違い、シャムロックの剣は三つの異なる能力を持つ頭を持っています。
それぞれの頭には特殊な能力が宿っており、戦況に応じて異なる攻撃を繰り出します。
- 右の頭:「烈火の牙」 – 口から高熱の炎を吐き出し、周囲を焼き尽くす。
炎は黒く染まっており、通常の火よりも高温で、一度燃え上がると水では消えない。 - 中央の頭:「冥府の吠え声」 – 咆哮を放ち、相手の動きを止める超音波攻撃を仕掛ける。
相手の覇気を乱し、動揺を誘う効果がある。 - 左の頭:「死神の牙」 – 噛みついた相手の生命エネルギーを吸収し、自らを回復させる能力を持つ。
攻撃を受けても即座に回復するため、ゾオン系特有のタフさと相まってほぼ無敵に近い耐久力を誇る。
2,首を切り離して遠距離攻撃が可能
ゾオン系の悪魔の実の覚醒による影響か、シャムロックのケルベロスの剣は首を切り離して独立した攻撃が可能という驚異的な能力を持っています。
これは、通常のゾオン系能力者では考えられない動きです。
シャムロックが「スクランブル」と唱えると、ケルベロスの首が回転しながら飛び出し、遠距離の相手を捕食しようと襲いかかります。
さらに、飛び出した首はシャムロックの命令を受けて独立して行動するため、まるで三人の敵と同時に戦っているかのような錯覚を相手に与えるのです。
3,覚醒による異常な耐久力と回復力
シャムロックの剣はゾオン系の覚醒者特有の「異常な耐久力」と「回復力」を備えています。
これは、かつてインペルダウンの獄卒獣たちが示したように、通常のダメージでは倒れにくいという特徴を持ちます。
さらに、ケルベロスの「死神の牙」によって敵から吸収した生命エネルギーを利用して瞬時に再生するため、どれほどの攻撃を受けてもすぐに回復できるのです。
この能力は、エースを倒した黒ひげの「ヤミヤミの実」に匹敵するほどの戦闘能力を持っていることを意味します。
4,口から剣を吐き出し、敵を貫く
ケルベロスの口からは、通常の剣とは比べ物にならないほどの巨大な刀身が飛び出します。
この剣は、一度振るわれれば、ロキの巨体ですら貫くほどの威力を持っていました。
「剣を剣に変える」という逆転の発想が、シャムロックの戦闘スタイルをさらに恐ろしいものにしています。
通常の剣士であれば「武器を振るう」ことで攻撃を行いますが、シャムロックは「剣そのものが攻撃手段」となっているのです。
シャンクスの剣「グリフォン」との関係
シャムロックの「ケルベロスの剣」の能力が明らかになったことで、シャンクスの持つ剣「グリフォン」の正体にも注目が集まっています。
現在考えられる仮説として、シャンクスのグリフォンも「幻獣種の能力を持つ剣」ではないかという可能性が浮上しています。
その根拠として、以下の3つが挙げられます。
- 「守護者」の共通点
- ギリシャ神話において、ケルベロスは冥府の門を守る役割を持っています。
一方、グリフォンは「財宝を守る者」として伝えられており、どちらも「守護する」存在です。
- ギリシャ神話において、ケルベロスは冥府の門を守る役割を持っています。
- 「主の関係性」
- ケルベロスの主は冥界の神「ハデス」、グリフォンは神々の王「ゼウス」の車を引くとされています。
興味深いことに、ハデスとゼウスは兄弟であり、シャムロックとシャンクスの関係とも一致します。
- ケルベロスの主は冥界の神「ハデス」、グリフォンは神々の王「ゼウス」の車を引くとされています。
- シャンクスの剣の位列が未発表
- 他の四皇や大物剣士の武器はすでに「最上大業物」などのランクが判明しているのに対し、シャンクスの剣「グリフォン」の位列は未だ不明。
この理由として、「悪魔の実の能力を持つ剣だから」という可能性が考えられます。
- 他の四皇や大物剣士の武器はすでに「最上大業物」などのランクが判明しているのに対し、シャンクスの剣「グリフォン」の位列は未だ不明。
もしもグリフォンが「トリトリの実 幻獣種 モデル・グリフォン」を食べた剣であるならば、シャンクスは「ケルベロスとグリフォン」という二つの神話上の存在がぶつかる兄弟対決を象徴することになります。
シャムロックの剣の能力が物語の核心に関わる可能性
シャムロックの「ケルベロスの剣」は、単なる戦闘能力ではなく、物語全体の伏線として重要な役割を担っている可能性が高いです。
その理由として、以下の点が挙げられます。
- シャンクスとの因縁が、神話の「ゼウスとハデス」の関係をなぞっている
- 「ケルベロス」と「グリフォン」は、それぞれ異なる正義と価値観を象徴
- この二つの剣がぶつかる戦いが、今後の「海賊王を巡る戦い」に影響を与える
- 剣に宿る悪魔の実が、古代兵器や世界政府の秘密と繋がる可能性がある
今後、シャムロックとシャンクスが直接対決する展開が描かれるとすれば、それはワンピース史上でも屈指の激戦となるでしょう。
ハーレイの記述が示すワンピースの歴史と世界の真実
ワンピース第1138話では、ついに「ハーレイ」と呼ばれる古代の文献が明かされ、その内容がワンピース世界の歴史を根底から覆す可能性を示しました。
このハーレイには、「第一世界」「第二世界」「第三世界」という三つの時代が記されており、それぞれが800年前の空白の100年に関係していることが判明しました。
これまで歴史の断片として語られてきた「Dの一族」「世界政府の誕生」「レッドラインの形成」などの謎が、ハーレイの記述によって一つの物語として繋がり始めています。
ここでは、ハーレイに記された三つの世界の詳細を深掘りし、それぞれの時代がワンピースの物語とどのように結びついているのかを考察していきます。
第一世界:「地の神の怒り」とレッドラインの形成
禁断の太陽と失われたエネルギー
ハーレイの記述には、「地に炎あり。人は欲望に負け、禁断の太陽に触れた」と書かれています。
この「禁断の太陽」とは、一体何を指しているのでしょうか?
結論から言うと、これは800年前に存在した「マザーフレーム」あるいは古代兵器ウラヌスのような強大なエネルギー源を指している可能性があります。
大昔、人々はこのエネルギーを利用することで高度な文明を築いていましたが、その力を巡って争いが勃発しました。
これは、我々の世界における核エネルギーのようなものかもしれません。
地の神の怒りとレッドラインの誕生
ハーレイには、「地の神は怒り、遠の蛇とともに世界を死と闇で包んだ」とも記されています。この「遠の蛇」とは何を意味するのでしょうか?
考察の結果、この蛇はレッドラインの象徴である可能性が浮かび上がります。
かつての世界は今よりも広大で、大陸同士が自由に行き来できる環境でした。
しかし、地の神(=ある特定の強大な勢力)が、このエネルギーを巡る争いを終結させるために地殻変動を引き起こし、大陸を分断する巨大な壁=レッドラインを創り出したのではないでしょうか。
つまり、レッドラインとは自然に形成されたものではなく、ある勢力によって意図的に生み出された障壁であり、現在の世界政府が統治する「四つの海」を作り出すための鍵だった可能性があります。
第二世界:「月の人の夢」とグランドラインの形成
Dの一族と月の民の関係
次に、ハーレイの第二世界の記述に注目すると、「半月の人は夢を見た。月の人は夢を見た」とあります。
この「半月の人」と「月の人」とは誰のことを指しているのでしょうか?
ワンピースの物語の中では、空島のビルカと呼ばれる場所が「月の民」の故郷であることが示唆されています。
472話のエネルの扉絵では、「月の民がかつて地球に降り立ち、青色の星(地球)へと移住した」ことが描かれています。
ここで重要なのは、「半月の人」という言葉です。
「Dの一族」は、月の民と地球に住んでいた人間の混血ではないか? という仮説が浮かび上がります。
Dの名を持つ者たちが「神の天敵」と呼ばれている理由も、かつて月の民が世界政府の前身である20の王国と対立していたからなのかもしれません。
グランドラインの形成と海の神の怒り
また、ハーレイには「人は太陽を殺し神となり、海の神は荒ぶった」という記述もあります。
これは何を意味するのでしょうか?
太陽を殺した、つまり「太陽の神ニカ」が封印された、あるいはその概念が抹消されたことを示唆していると考えられます。
その結果、「海の神」が怒りを爆発させた。
海の神といえば、ポセイドン=しらほしのことであり、彼女が操る海王類がこの怒りと関係している可能性があります。
考察として、ポセイドンの力が発動し、「グランドライン」が形成されたと考えられます。
具体的には、グランドラインのカームベルトが海王類の巣となり、そこを航行することが困難になったのは、この海の神の怒りが原因ではないかという説が考えられるのです。
第三世界:「太陽の神の復活」と世界の夜明け
Dの意志の継承と約束の日
ハーレイの第三世界の記述には、「不都合な残影は約束の日を思い出し、哀れ好きの声を聞く」とあります。
ここでいう「不都合な残影」とは、現在の世界政府にとって都合の悪い存在=Dの一族、あるいはワンピースそのものを指している可能性があります。
そして、「約束の日」という表現からは、かつてジョイボーイが果たせなかった約束が関係していることが読み取れます。
649話でネプチューン王が語ったように、ジョイボーイはかつて「魚人島を太陽の下へ導く約束」をしていましたが、それを果たせなかったのです。
太陽の神ニカの復活と世界の夜明け
最後に、ハーレイの記述には「太陽の神は踊り笑い、世界を週末へと導く」とあります。
この言葉から、ワンピースの物語の最終局面で、ルフィが「ニカ」として覚醒し、世界政府との決戦に挑む展開が強く示唆されています。
また、「太陽は怪奇し、新しい朝が来る」という一文は、現在の「レッドライン」と「グランドライン」によって分断された世界が、ついに再統合されることを意味しているのかもしれません。
その方法として、ポセイドン(しらほし)が海王類を動かし、プルトンがレッドラインを破壊することで、世界は再び一つとなる可能性が高いです。
ハーレイが示す未来とワンピースの核心
ハーレイの記述は、ワンピースの物語全体を象徴する歴史の鍵となる重要な情報でした。
ここで示唆された内容を整理すると、
- 第一世界:禁断の太陽(古代兵器)を巡る争いで地の神が怒り、レッドラインが形成された
- 第二世界:Dの一族と月の民の関係、グランドラインの形成
- 第三世界:太陽の神ニカの復活と、世界政府を打倒する最終決戦が待ち受けている
これらの要素が全て繋がったとき、ワンピースの核心にある「ひとつなぎの大秘宝」の意味が明かされるのかもしれません。
壁画に描かれた未来の戦いとルフィが導く新時代
フランキーが発見した壁画には、これから訪れる「最終戦争」の情景が刻まれていました。
その壁画には、ルフィを中心とした多種族連合が、世界政府の頂点に君臨するイム様と五老星に立ち向かう壮大な戦いが描かれていたのです。
この戦いは、800年前の「空白の100年」に起こった戦争の再来とも言えるものであり、かつての敗北の歴史を塗り替えるための決戦になると考えられます。
これまでワンピースの世界では、種族間の壁が存在し、多くの人々が迫害を受けてきました。
ルナリア族は絶滅寸前に追いやられ、ミンク族はゾウの上に閉じ込められ、魚人族は人間たちに差別され続けてきた。
しかし、ルフィは彼らと出会い、手を取り合って戦うことで、それぞれの種族の未来に新たな可能性をもたらしてきました。
この壁画が示すのは、ルフィが築いてきた「絆」の集大成であり、**人類の歴史に残る「最大の戦争」**が目前に迫っていることを意味しているのです。
壁画が示した多種族連合の布陣と対峙する敵
1. ルフィ率いる多種族連合
壁画には、ルフィを中心に多くの種族が集結している姿が描かれていました。
そこには、これまでルフィが旅の中で出会った仲間たち、そして彼が解放へと導いた者たちの姿がありました。
- ルナリア族
-
壁画には、ルフィを中心に多くの種族が集結している姿が描かれていました。
そこには、これまでルフィが旅の中で出会った仲間たち、そして彼が解放へと導いた者たちの姿がありました。 - 古代巨人族
-
エルバフの戦士たちもまた、ルフィの戦いに加わると考えられます。
特にハイルディンを筆頭とした新世代の巨人族は、麦わらの一味の傘下として既に動き始めています。
壁画には巨大な戦士たちが剣を振るい、世界政府の軍と対峙する様子が描かれていました。
- ミンク族
-
ゾウを故郷とするミンク族も、ルフィとの深い絆を持つ種族です。
彼らはスーロン化することで圧倒的な戦闘力を誇り、ワノ国編ではカイドウ軍相手に大活躍しました。
壁画には、満月の下で白く輝くミンク族の姿が確認されており、彼らが戦場で戦うことが確定的となっています。 - 侍たち(ワノ国)
-
ワノ国はこれまで鎖国を続けていましたが、モモの助の決断次第ではついに外の世界へと乗り出し、ルフィの戦いに参加する可能性があります。
壁画には、特徴的な鎧をまとった侍たちが大太刀を振るう姿が描かれており、ワノ国がついに世界の戦争に関わる時が来ることを示唆しています。
- 人魚族(ポセイドンの力)
-
しらほし姫は「ポセイドン」として、海王類を操る能力を持っています。
壁画には巨大な海王類が敵の船団を押し流している描写があり、これはポセイドンの力が最終決戦で発動される伏線だと考えられます。 - トンタッタ族
-
ドレスローザでルフィと共に戦った小人族・トンタッタ族もまた、世界政府と対峙する意思を持っています。
彼らは見た目こそ小さいですが、その団結力と機動力は戦争の行方を左右する鍵となるかもしれません。
2. イム様率いる世界政府の戦力
壁画の反対側には、イム様を中心に五老星、さらには大量の兵士たちが描かれていました。
これは、世界政府があらゆる手段を使ってルフィたちを迎え撃つ構えであることを意味しています。
- 五老星の「悪魔の実」覚醒形態
五老星はすでに「動物系(ゾオン)幻獣種」の能力を持っていることが判明しており、壁画には獣の姿をした戦士たちが描かれています。
彼らは「神の騎士団」と共に、ルフィたちの前に立ちはだかることになるでしょう。 - 海軍の大艦隊
壁画の背景には巨大な艦隊が浮かび、その中には「バスターコール」のような攻撃を放つ船がいくつも描かれていました。
これは、世界政府が総力を結集し、最後の戦いに挑むことを暗示しているのです。 - イム様の存在
そして、壁画の最上部には巨大なシルエットが描かれており、それがイム様である可能性が高いです。
イム様は未だその正体を明かしておらず、悪魔の実の能力や戦闘能力も不明ですが、壁画ではその存在が圧倒的な威圧感を放って描かれていました。
この戦いが示すもの|世界をひっくり返す「最終決戦」
この壁画に描かれた戦いが意味するものは、800年前の「空白の100年」で起こった戦争の再来であり、世界の支配構造を根底から変える戦いとなることが示されています。
ここで注目すべきは、ルフィたちが戦う目的です。
これは単なる「海賊 vs 世界政府」の戦いではなく、「世界のあり方」を変えるための戦争なのです。
レッドラインが崩壊し、グランドラインが消滅し、世界が一つに戻る。その未来を描いたのが、この壁画である可能性が高いのです。
「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」とは何か?
その答えが、この戦いの結末に待っているのかもしれません。
この最終戦争が描かれる日は、そう遠くないのかもしれません。
ワンピース 1138話 ネタバレ徹底考察まとめ
- シャムロックの正体はシャンクスの双子の兄
- シャムロックの剣はゾオン系幻獣種「ケルベロス」
- シャンクスの剣「グリフォン」は幻獣種の可能性
- ハーレイの記述がワンピースの歴史を示唆
- フランキーが発見した壁画に最終決戦の暗示
- ルフィの仲間が世界政府と全面対決へ
- ルフィの「ニカの能力」が歴史を変える鍵に
- 五老星とイム様の正体がさらに深まる謎
- シャンクスの過去が明らかに
- ワンピースの核心へと物語が進展
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