ワンピース第1137話で特に注目を集めたのは、「フィガーランド・シャムロック」の登場です。
彼の正体は長年の謎とされてきましたが、今回のエピソードでその一端が明かされました。
シャムロックは、神の騎士団の団長であり、フィガーランド家の血を引く存在。
シャンクスとの関係も浮き彫りになり、ファンの間では「双子説」や「兄弟説」が再燃しています。
また、神の騎士団とエルバフの関係にも新たな伏線が張られました。
世界政府がエルバフの巨人族を支配しようとしている事実が明かされ、彼らがなぜ古代巨人族にこだわるのかが、これまで以上に気になる展開となっています。
さらに、ロキ王子とハイルディンの過去、そしてエルバフの歴史が本格的に掘り下げられたことで、「Dの一族」「ジョイボーイの時代」「古代兵器」とのつながりが示唆されています。
本記事では、1137話のあらすじを整理しながら、シャムロックの正体や神の騎士団の狙い、そして古代巨人族との関係について徹底考察していきます。
ONE PIECE ネタバレ 考察|1137話 あらすじ
第1137話「シャムロック登場」では、複数の重要な展開が描かれました。
前話の1136話では、ロキ王子が神の騎士団に勧誘されるも、それを拒否。
そして、突如として現れた「グンク」という神の騎士団の戦士が、圧倒的な戦闘力でロキの仲間を撃退しました。
物語はその続きからスタートします。
西の村近くにある「アウルスト城」に到着したルフィたち。
ロードは、この城は14年前の戦い以来、誰も寄り付かなくなったと語ります。
しかし、扉には破壊の跡があり、門番もいないことから、城にはすでに何者かが侵入している可能性が高いことが判明しました。
ゾロが「この扉、中から壊されてるぞ」と指摘すると、ロードも「侵入者か…?」と動揺を隠せません。
しかし、ルフィは「行きゃわかる!」と躊躇せずに城内へ突入します。
広大な城内を見渡したルフィは、「でっけー城だなァ〜〜!」と興奮気味に叫びます。
ナミは「何この広さ!歩くのムリ!」と驚き、ロードも「拙者、ちょっと怖いでござる」と警戒しながら進みます。
ルフィたちが奥へと進むと、城内の至る所が破壊されていることに気付きます。
ゾロが「侵入者の仕業か?」と尋ねると、ロードは「いや、これはハラルド王とロキの激しい戦いの跡だ」と説明しました。
かつてこの城では壮絶な戦闘が繰り広げられ、ロキによって百人を超える巨人の戦士が倒され、生き残ったのはロキと家臣のロードだけだったというのです。
地面には無数の白骨が転がっており、特に一際大きな頭蓋骨を見たルフィは「オーズの仲間か!?」と驚きます。
ロードは、その巨大な骨が「古代巨人族」の血を引く戦士のものだと語ります。
現在、純血の古代巨人族は存在しないものの、その血を引く者はまだ生きているとのこと。
そして、ハラルド王もまた古代巨人族の血を継ぐ者だったと明かされます。
ロードが見つけたハラルド王の肖像画には、彼の額に大きな傷がありました。
実はこれは、ハラルド王が自らの角を引きちぎった跡。彼は平和を望み、戦争の象徴である角を捨てることを選んだのです。
ゾロは「何て覚悟だ」と感心しますが、ロードは「しかし、国王の死はみんなを絶望させた。
最もロキを恨んでいるのは、ハラルド王のもう一人の息子、ハイルディンだ」と続けます。
ルフィが驚きの表情を見せる中、ロードはハイルディンがロキの異母兄弟であることを説明しました。
ハイルディンの母親は他の巨人国の出身であり、エルバフの純血の王妃として認められなかったため、彼は差別を受けて育ったのです。
それでもハイルディンは屈せず、「世界中の全巨人族を統一する」という夢を抱くようになりました。
ロードは、「拙者、あいつの夢を叶えたいのでござる!」と決意を語ります。
しかし、その瞬間、ルフィが何かを発見して叫びます。「巨人が倒れてるぞーー!!」
場面は変わり、ロキ王子が神の騎士団の「軍子(グンク)」と対峙しているシーンへ。
軍子は「アロアロの実」の能力を使い、矢印状のエネルギーを自在に操る「矢印人間」です。
軍子はロキに「神の騎士団に入る気はないのか?」と問いかけますが、ロキは「しねェよ!バーカ!」と強く拒絶。
すると、軍子は矢印で加速し、ロキの顔面を強烈に蹴りつけました。
ロキは顔面に次々と矢印攻撃を食らい、「くそ…覚えてろ…」とつぶやきますが、軍子の追撃は止まりません。
再び「では神の騎士団に…?」と問われたロキは、舌を出して「ベーッ」と挑発。
しかし、結果的にさらなる猛攻を受け、気絶してしまいます。
そんな中、突如「もういい、軍子」と声が響きます。
フードを外したその人物は、シャンクスと瓜二つの男――「フィガーランド・シャムロック」でした。
彼は神の騎士団の団長であり、五老星ガーリング聖の息子。
シャムロックは「どいつもこいつも使えん奴らだ。もっとスマートにいきたかったが…」と冷静に語ります。
そして彼は、「大昔、この新世界を制圧したエルバフの戦士たちは、世界政府の指揮下に置かれるべきだ」と宣言。
シャムロックの登場により、エルバフの未来、そしてルフィたちの運命が大きく動き出すことが確実となったのです――。
フィガーランド・シャムロックとは何者なのか?
フィガーランド・シャムロック――彼の登場は、ワンピースの世界に新たな波紋を投げかけました。
神の騎士団の団長という肩書きを持ちながら、その外見はシャンクスと瓜二つ。
彼の正体が明らかになったことで、これまでに語られてきた「フィガーランド家」や「神の騎士団」の謎が、より一層深まることとなりました。
シャムロックの外見とシャンクスとの類似点
シャムロックの最大の特徴は、その容姿がシャンクスとほぼ同じである点です。
ただし、彼の髪はシャンクスよりも長く、整えられた貴族のような服装を身にまとっています。
シャンクスが四皇として海賊の風格を持つのに対し、シャムロックはどこか冷徹で洗練された雰囲気を持ち、立ち居振る舞いからも「支配者」としての気質が見え隠れします。
また、シャンクスは長年「ある海賊について話がある」と五老星に接触しており、その背景にはフィガーランド家とのつながりがあるのではと考察されていました。
今回のシャムロックの登場によって、その関係性が一気に現実味を帯びてきたのです。
シャムロックの血筋とガーリング聖の息子という事実
シャムロックが「ガーリング聖の息子」であることが明かされたことで、フィガーランド家の実態が浮かび上がってきました。
フィガーランド家とは天竜人の中でも特別な家系であり、歴史的に強い影響力を持つ家門だと考えられます。
その証拠に、ガーリング聖は「神の騎士団 最高司令官」として君臨し、その息子であるシャムロックは実働部隊のトップである「団長」の座に就いています。
このことからも、フィガーランド家は単なる貴族ではなく、「天竜人の中の特権階級」として、世界政府を裏で動かすほどの力を持つ一族なのではないでしょうか。
ここで重要なのが、シャンクスもフィガーランド家の血を引いている可能性が高いという点です。
かつてシャンクスはロジャー海賊団に拾われる形で育てられましたが、もし彼が天竜人の血を引くのだとすれば、なぜ海賊として生きることになったのか、その経緯が非常に気になるところです。
シャムロックの性格と目的
シャムロックは登場早々、神の騎士団の隊員たちを「使えん奴らだ」と評し、「もっとスマートにいきたかった」と冷たく言い放ちました。
この発言からもわかるように、彼は感情をほとんど表に出さず、常に冷静沈着。
目的達成のためには非情な判断も辞さない、まさに「神の騎士団の指導者」としてふさわしい人物像が浮かび上がります。
また、シャムロックが放った「エルバフの戦士たちは、世界政府の指揮下に置かれるべきだ」という発言も、彼の目的を象徴しています。
つまり、シャムロックはエルバフの巨人族を「支配すること」が使命だと考えているのです。
古代巨人族の血を引く者たちが持つ圧倒的な戦闘力を世界政府の手中に収めることで、神の騎士団はさらなる力を得ることができる。これが、彼の最大の狙いなのでしょう。
シャムロックとシャンクスの関係性――双子説 or 兄弟説?
ファンの間では、シャンクスとシャムロックが双子なのではないかという説が以前から囁かれてきました。
今回の登場によって、この説はますます現実味を帯びてきました。
シャンクスが39歳、シャムロックが36歳という年齢設定が明かされていますが、兄弟である可能性も十分に考えられます。
もし二人が兄弟だとすれば、なぜシャンクスだけが海賊として生きることになったのか、その理由が今後の物語の鍵を握ることになるでしょう。
また、シャンクスは「世界政府側の人間」として五老星と接触していましたが、シャムロックは「天竜人の立場を貫く存在」として登場しました。
この対比が、彼らの関係をより複雑にしているのです。
さらに、シャムロックの名前には「シャムロック=三つ葉のクローバー」という意味が込められていることから、「シャンクス」「シャムロック」「もう一人」の存在がいるのでは?
という新たな仮説も生まれています。
シャムロックの今後の展開と考察
シャムロックの登場により、ワンピースの物語は大きく動き出しました。
特に、彼の目的が「エルバフを支配すること」にある以上、エルバフ編が今後の重要な舞台になることは間違いありません。
ここで考えられるのが、ルフィたちがシャムロックと直接対峙する展開です。
ルフィはハイルディンと共に行動しており、エルバフの巨人族と強い絆を築いています。
もし神の騎士団がエルバフを支配しようとするなら、必然的にルフィが彼らと対立することになります。
また、シャンクスがこの事態をどう捉えているのかも気になるポイントです。
シャンクスはこれまで神の騎士団や五老星との関係が示唆されていましたが、シャムロックが敵対的な立場にある以上、シャンクスがどちらの側につくのかが今後の鍵となるでしょう。
シャムロックの正体とシャンクスの謎が交差する時
シャムロックの登場によって、「シャンクスの血筋」「フィガーランド家の役割」「神の騎士団の目的」など、これまで伏線として張られていた要素が一気に浮上してきました。
- 彼はフィガーランド家の血を引く神の騎士団の団長であり、五老星ガーリング聖の息子
- 外見はシャンクスと酷似しており、双子や兄弟の可能性が高い
- 目的はエルバフの支配であり、巨人族の戦力を世界政府のものとすること
- シャンクスとは異なる思想を持ち、天竜人の立場を貫く
- シャンクスと五老星の関係にも影響を与える可能性がある
今後の展開では、シャンクスがどう動くのか、そしてルフィがエルバフの巨人族を守るためにどのような戦いを繰り広げるのかが注目されます。
シャムロックの目的が明かされるにつれて、ワンピースの物語はさらに激しく動いていくことでしょう。
神の騎士団とエルバフの関係が示す重要な伏線
ワンピース第1137話で明かされた「神の騎士団とエルバフの関係」は、これまでのシリーズにおける巨人族の立ち位置を大きく揺るがすものとなりました。
エルバフの巨人族は、かつて新世界を制圧するほどの力を持っていましたが、現在はその力を失いつつあります。
そして、その衰退を利用しようとするのが「神の騎士団」なのです。
この構図は、ワンピースの歴史における「古代巨人族」「Dの一族」「世界政府」の関係とも密接に絡んでおり、物語の核心に迫る重大な伏線となる可能性があります。
本章では、エルバフと神の騎士団のつながりを掘り下げ、そこに隠された意味を考察していきます。
かつて「新世界を制圧」したエルバフの巨人族とは?
フィガーランド・シャムロックは、「かつてエルバフの戦士たちは新世界を制圧していた」と語りました。
この言葉から分かるのは、エルバフの巨人族が単なる「誇り高い戦士」ではなく、過去に実際に世界規模の覇権を争った勢力であった可能性があるということです。
ここで思い出されるのが、エルバフの巨人族が「世界最強の戦士の国」と呼ばれている理由です。
ビッグ・マムことシャーロット・リンリンが幼少期にエルバフに預けられた際、エルバフの戦士たちは「武士道に似た誇り高き精神」を持っており、それを重んじる文化を築いていました。
しかし、その後、エルバフはビッグ・マムの暴走事件をきっかけに世界政府とも距離を置くこととなります。
一方で、エルバフの戦士が「新世界を制圧した過去」を持つとすれば、これは単なる「戦士の国」としての誇りだけでなく、実際に巨大な軍事力を持ち、世界政府と対立するほどの力を持っていたという可能性が浮上します。
では、なぜ今のエルバフはその力を失ったのでしょうか?
古代巨人族の絶滅とエルバフの衰退
エルバフの巨人族が新世界を支配していた時代に大きく関わるのが、「古代巨人族の絶滅」です。
第1137話で、ロードが「純血の古代巨人族はもういないが、その血を引く者は存在する」と語ったことからも分かるように、かつての巨人族は現在のエルバフの戦士たちよりもさらに強大な存在だった可能性があります。
古代巨人族は、現在の通常の巨人族よりも遥かに巨大であり、彼らが戦いにおいて圧倒的な力を誇ったことは間違いありません。
その一例が「オーズ」や「リトルオーズJr.」であり、彼らは異常なほどの体格と強靭な体を持っていました。
もし、古代巨人族が世界政府と何らかの戦争を繰り広げた結果、絶滅に追い込まれたとすれば、それは世界政府が「巨人族の力を恐れた」ことを意味します。
そして、現在の巨人族がその力を失ったのは、長い年月をかけて「純血の古代巨人族」が淘汰されていった結果なのかもしれません。
神の騎士団の狙いは「巨人族の支配」か?
シャムロックは、「エルバフの戦士たちは、必ずや我々世界政府の指揮下に置かせてもらう」と発言しました。
この言葉から読み取れるのは、「神の騎士団がエルバフの支配を目論んでいる」という事実です。
エルバフの巨人族は、現在でも圧倒的な戦闘力を持っています。
たとえ古代巨人族がいなくなったとしても、通常の巨人族でさえ人間を遥かに凌ぐ力を持ち、海軍の戦力としても重宝される存在です。
しかし、巨人族は誇り高い戦士であり、ビッグ・マムや海軍に従うことを拒んできました。
そんな彼らを「神の騎士団」は強制的に従わせようとしているのです。
これは、世界政府が「古代兵器プルトン」や「ウラヌス」などを手中に収めようとしているのと同じように、「巨人族」という強大な兵器をコントロールしようとしていると考えると辻褄が合います。
エルバフの「鍵」を握るのはハイルディン?
ここで注目したいのが、「ハイルディン」の存在です。
ハイルディンはロキの異母兄弟でありながら、エルバフでは差別を受けながら育ちました。
しかし、彼は「世界中の全巨人族を統一する」という野望を持っています。
これまでのワンピースの流れを考えると、エルバフの未来を左右するのは「ハイルディン vs ロキ」という対立構造が描かれる可能性が高いです。
ロキはエルバフの正統な王子として、神の騎士団に狙われる立場にあり、彼が神の騎士団に取り込まれてしまえば、エルバフは完全に世界政府の支配下に置かれることになります。
一方で、ハイルディンは「神の騎士団に対抗するための勢力」として、ルフィたちと共に戦う展開が考えられます。
彼の夢である「全巨人族の統一」が、結果的に神の騎士団の野望を阻止するカギとなるのかもしれません。
エルバフと神の騎士団の関係が示唆する未来
今回の1137話では、エルバフが単なる「巨人族の国」ではなく、「かつて世界の覇権を争った戦士の国」であったことが示唆されました。
そして、神の騎士団はその強大な力を取り込み、世界政府の支配をさらに強固にしようとしています。
ここで浮かび上がるのが、ルフィの役割です。
ルフィはすでにハイルディンと強い絆を築いており、エルバフの戦士たちとも関わりを持つ可能性が高いです。
もし、エルバフが神の騎士団に支配される未来が訪れるとすれば、それを食い止めるのはルフィたちしかいません。
また、シャンクスがこの件にどう関与するのかも重要なポイントです。
シャンクスは五老星と接触しており、世界政府との間に独自の立場を持っています。
彼が神の騎士団の動きをどう見るのか、そしてシャムロックとの関係がどのように描かれるのかが、今後のワンピースの展開を大きく左右するでしょう。
結論として、「エルバフ vs 神の騎士団」という構図が本格化し、巨人族が物語の核心へと迫る可能性が高まっています。
古代巨人族とシャムロックの関係性を徹底考察
ワンピース第1137話では、フィガーランド・シャムロックの登場とともに、「古代巨人族の血筋」という重要なテーマが浮上しました。
彼が放った「エルバフを支配すべき」という発言は、単なる世界政府の支配政策ではなく、古代巨人族と天竜人の因縁が深く関わっている可能性を示唆しています。
古代巨人族とは何者なのか?
彼らは本当に絶滅したのか?
シャムロックと古代巨人族の間にある関係とは何か?
これらの謎を解き明かしていきます。
古代巨人族とは? ワンピース世界における彼らの役割
古代巨人族とは、通常の巨人族よりも遥かに巨大で強靭な肉体を持つ種族です。
その代表例として知られるのが、オーズやリトルオーズJr. 彼らは異常なまでの巨躯を持ち、戦場では圧倒的な存在感を放っていました。
しかし、現在では「純血の古代巨人族」は存在せず、「血を引く者」が残っているのみだとされています。
エルバフの巨人族はこの血を受け継いでいるものの、完全な古代巨人族ではなく、代を重ねるごとにその血が薄まっていったと考えられます。
これは、ロードの発言「ハラルド王もまた古代巨人族の血を引いていた」にも表れています。
彼は戦争を避けるため、自らの角を折り捨てましたが、そもそも角を持つという特徴こそが「古代巨人族の証」なのではないでしょうか?
また、ワンピースには角を持つキャラクターが数多く登場しています。
例えば、カイドウ、ヤマト、ウルティ、ブラックマリア、マゼラン など。
彼らは人間族や動物系の悪魔の実を持っているものの、ビブルカードなどの公式設定では「人間族」とされている場合がほとんど。
しかし、その角の形状や身体的特徴を考えると、「古代巨人族の血が入っている」という可能性も考えられます。
つまり、「純血の古代巨人族は絶滅したが、その血を引く者は各地に散らばり、様々な種族として現在も生き続けている」のかもしれません。
シャムロックが語る「エルバフ支配」の意味とは?
シャムロックは1137話で「エルバフの戦士たちは、必ずや世界政府の指揮下に置かれるべきだ」と発言しました。
この言葉には、単なる軍事的支配以上の意味が含まれている可能性があります。
神の騎士団は、単に巨人族を世界政府の兵器として利用したいのではなく、「古代巨人族の力を完全にコントロールしたい」 のではないでしょうか?
その背景には、古代巨人族と天竜人(=世界政府)の間にあった壮絶な戦争が関係している可能性が高いです。
ワンピースの物語では、「Dの一族」と「天竜人(世界政府)」の対立が度々描かれています。
ジョイボーイの時代、800年前に何らかの「大きな戦争」があったことが示唆されていますが、もしかするとこの戦争に「古代巨人族」も深く関与していたのではないでしょうか?
もし、古代巨人族がDの一族側について天竜人と戦ったのだとすれば、天竜人が彼らを「危険な存在」と見なして絶滅させようとしたのも納得がいきます。
天竜人は、古代兵器のような「世界を破壊するほどの力を持つ存在」をことごとく封印・支配しようとしています。
古代巨人族も、その一つだったのではないでしょうか?
そして、神の騎士団の団長であるシャムロックがエルバフの支配を強く望む理由は、古代巨人族の力を完全にコントロールし、再び世界政府に忠誠を誓わせることにあるのかもしれません。
シャムロック自身に「古代巨人族の血」は流れているのか?
ここで重要なのが、シャムロック自身が古代巨人族と何らかの関係を持つのではないか? という点です。
例えば、もしシャムロックが古代巨人族の血を受け継いでいるとすれば、彼は天竜人でありながら巨人族の遺伝子を持つ「異端の存在」となります。
フィガーランド家は、ワンピースの世界において特別な血統を持つ一族である可能性が高いです。
シャンクスやシャムロックがその末裔であるならば、彼らの血筋が「古代巨人族」に由来する可能性も十分に考えられます。
また、シャムロックが「神の騎士団の団長」に任命されていることも、彼がただの天竜人ではない証拠の一つです。
天竜人の中でも「選ばれた者」が就くこの地位に、なぜ彼が抜擢されたのか?
それは、彼自身が天竜人と古代巨人族のハーフ、またはその血を受け継ぐ者だからかもしれません。
もしシャムロックが古代巨人族の血を引いているのならば、それは 「天竜人でありながら、世界政府の敵だった種族の血を持つ」という極めて矛盾した存在 となります。
彼がエルバフを支配しようとする理由は、「自分が持つ血統の秘密を明かさないため」かもしれません。
天竜人、Dの一族、古代巨人族の三つ巴の戦いへ?
今回の1137話では、シャムロックが「エルバフ支配」に執着する理由が示唆されました。
それは、単なる世界政府の政策ではなく、「古代巨人族と天竜人の因縁」が背景にある可能性が高いです。
また、ルフィたちが今後エルバフを訪れた際、シャムロックと直接対峙する可能性も浮上しています。
もしそうなれば、物語は 「天竜人 vs 巨人族 vs ルフィ(Dの一族)」 という三つ巴の戦いへと発展するでしょう。
結論として、シャムロックの登場は「エルバフ編が単なる巨人族の国の話ではなく、ワンピースの世界の歴史を紐解く重大な局面である」ことを示しています。
今後の展開では、古代巨人族の秘密、シャムロックの真の目的、そしてエルバフが世界政府にとってどれほど重要な地なのかが、さらに掘り下げられていくことでしょう。
ワンピース 1137話 ネタバレ徹底考察まとめ
- フィガーランド・シャムロックが神の騎士団の団長として登場
- シャンクスとシャムロックの血縁関係が浮上
- 神の騎士団がエルバフの巨人族を支配しようとしている
- 古代巨人族は絶滅しているが、その血を引く者は存在
- ロキ王子は神の騎士団への加入を拒否
- グンクの悪魔の実「アロアの実」が判明
- シャムロックはガーリング聖の息子であることが確定
- エルバフの歴史とDの一族の関係が示唆される
- ルフィたちはアウルス城で巨人族の歴史を目撃
- 次回、シャムロックとルフィの対面が描かれる可能性大
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